2.2. 組織体制について

(1)BCP 責任者(BC マネージャー)の任命
BCP 策定には、多数の組織や要員が関与するが、最終的にはBCP 責任者がその取りまとめについて責任を負う必要がある。

BCP 責任者はBC マネージャーとも呼ばれ、次のような役割を担う。また、組織として最終的な責任の所在を明確化するために、組織の経営陣の役割・責務を明記することが望まれる。

<BCP 責任者の役割>

○BCP プロジェクトの調整、組織管理
○経営陣からの支援の取り付け
○プロジェクト計画の策定と予算管理
○教育・テスト計画の策定と指導
○定期的なBCP の見直し

(2)全社的横断組織(タスクフォース)の設立

BCP では、事業継続に係る組織内の様々な問題を取り扱うことから、原則すべての部署等の関係者がこれに関わることが必要となる。
したがって、全社的横断組織(タスクフォース)を設けて対応することが有効である。

中心的な構成メンバーとしては、人事・給与、総務(総務・施設関連)、財務・調達、経営、広報、法務、営業・マーケティング、製造、情報システムなどの関係者を含むことが考えられる。

なお、BCP 策定には、経営陣の関与・承認は必須であるので、タスクフォースのメンバーの中に経営陣を含めることもできるが、上位組織として経営陣等で構成する組織(例えば、リスク管理委員会、BCP 委員会等)を設ける場合もある。これにより、組織全体による支援が約束されることとなる。

BCP プロジェクトの組織体制の例.jpg


posted by MAXAVA at 11:00 |     −2.フレームワーク | 更新情報をチェックする
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