日本銀行金融機構局は、このほどに「海外における『ストリートワイド訓練』の概要」と題するレポートを発表した。
ストリートワイド訓練とは「業界内で設定した共通の被災シナリオの下、複数の組織を巻き込んだ大規模な被災時対応シミュレーションを行い、その結果から解決すべき問題点を洗い出す、業界レベルの業務体制の整備を検証する訓練」。
今回のレポートでは、ストリートワイド訓練の発展経緯から実施方法までを簡易に紹介。各国によって異なるストリートワイド訓練について、日本にとって有用に考えられる点を中心に解説している。また、資料として2007年にアメリカで実施された新型インフルエンザ想定訓練と2009年に英国で実施された暴風雨想定訓練の概要事例が加えられている。
http://www.risktaisaku.com/Home/pandemic-1/article167
【 -リスク対策.comの最新記事】